沖縄建設新聞 2010年上半期 総集編 Vol.14

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沖縄建設新聞 2010年上半期 総集編 Vol.14

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沖縄建設新聞 2010年上半期 総集編 Vol.14

特集第1弾
志なくして成長なし
トップに聞く 平成23年度の成長戦略

株式会社 丸浩重機工業 代表取締役社長 比嘉 俊浩

 外部の情報にアンテナを張り新しい工法をいち早く導入する
フットワークの軽さが次のステップを切り拓く。

――昨年創業20周年を迎えられました。この間を振り返って時代の変化をどう感じていますか?

 我が社は平静年に創業し、おかげさまで昨年設立20年を迎えることができました。大きく変わったと感じるのは環境に対する意識です。当初は、基礎工事と言えば杭を打ち込むだけの打撃工法で、我々も周囲の環境に配慮するという意識はありませんでした。住民からの苦情もありませんでしたしね。それがこの4-5年で『環境』というキーワードが登場し、他社と比較されるようになってきました。昔のやり方でやっていると「よそは静かなのに、お前のところはうるさい」とすぐ言われます。県内で初めて『硬質地盤クリア工法』という低振動・低騒音の工法を取り入れたのも環境を意識するようになったからです。これを取り入れた以降は、近隣住民からの苦情は全くなくなりましたね。――業界も住民も意識が変わったのですね。

 より良い工法を取り入れることで、業界も近隣住民も変化を感じることができたし、意識も変化しました。違いが評価される時代だからこそ、積極的に良いものを取り入れていく必要がある。4年前から都島伊良部大橋工事を継続していますが、これにも新しい機械を導入し、万が一油圧ホースが切れて油が流出する事故が起こったとしても、自然の力で油が分解される生分解性の燃料を使用しています。また新しい取り組みとして、昨年ISO14001(環境マネジメントシステム)も取得しました。

――ISO取得は基礎工事では業界初だと伺っておりますが。

 ISO9001(品質マネジメントシステム)はありましたが、14001は我が社が初めてです。毎年審査がありますので、取得より継続することが大変だとの実感ですね。しかし、取得にあたって社内でプロジェクトチームを結成して取り組んだ結果、自然と社員の意識も向上しました。それまでは機械置き場など雑然としていたが、社員自ら整理整頓をするようになり社内がきれいになった(笑)。大変でしたが、やって良かったと思いますね。

――御社は、新しい工法をいち早く導入されるそうですね。現在力を入れている工法を教えて下さい。

 現在最も力をいれているのが、『GAIA PILE(ガイアパイル)工法』で、県内では我が社がいち早く採用した技術です。国土交通大臣認定の工法としても採用されており、先端に拡翼や3角形の掘削刃を取り付けて回転貫入鋼管杭を、専用の重機を使って地中にねじ込むので、騒音と振動が無く、残土処理も不要で、環境にも優しい。沖縄の土壌は硬質ですから、現場ごとにパイルの先端部などを加工する必要があるため工場もつくりました。非常に評判が良く、既に導入した1台の機械に加え、今後1台追加注文する予定です。

――設備や機械の導入には、コストとバランスを見極める必要がありますね。

 設備や機械への投資は一般的にはリスクが高いと思われがちです。でも実際は、他社に先駆けて新しい機械を導入することで、高い単価で工事を請け負うことができます。これは大きな強みですし、実を言うと単価が高いため、先ほどのGAIA PILE工法の機械も1億5千万円と非常に高い機械ですが、導入コストは1年ほどで回収可能です。現在本土で起こっている事例ですが、新しい工法が導入されても1?2年ではその工法が一般化するため、必ず価格競争が起こります。ですから導入が早ければ早いほど、価格競争でも主導権を握ることができるのです。






■日時 : 2011-07-04 03:29:59■会社案内